いつまで飾るのか 元日からお正月飾りをかたづけるまでを松の内[まつのうち]といいます。7日までとするところや、15日頃までの地方もあり、期間はまちまちです。松の内の「マツ」は、植物の松ではなく、正月を指折り数えて「待つ」という意味です。しめ飾りから「しめの内」と呼ぶ地方もあります。 とりはずしたお正月飾りは、左義長[さぎちょう](どんど焼き)と呼ばれる火祭りで、毎年燃やすのが習わしです。現代のお正月飾りは、簡略化されて、素材もさまざまなものが多いので、燃やす際には環境問題に十分配慮し、各地方自治体ごとの取り決めに従うように注意してください。
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