元旦(1月1日)新年の門出を祝う日である。元旦から1月3日までの三日間を「お正 月」または「三が日」といって完全に仕事を休む。「正月」とは本来「1月」のことで あるが、習慣的にこの三日間を指すようになっている。神社に初詣したり、知人宅を訪問して新年の挨拶を交わし、酒を飲み、正月独特の料理(御節料理)を食べたりして楽しむ。子どもはカルタ遊びや凧揚げ、羽根つきなどをする。正月には、門には注連縄を張り、松飾りをつけ、または門松をたてる。門松は、神の降臨するための樹木をたてるという意味がある。松飾のある期間は元旦から7日まで(昔は15日まで)で、この期間を「松の内」ともいう。
|